●同和問題（どうわもんだい）や人権問題（じんけんもんだい）への取組（とりくみ）を非難（ひなん）された場合（ばあい）

同和問題（どうわもんだい）への対応（たいおう）や研修（けんしゅう）のなどのあり方（かた）理由（りゆう）に不当（ふとう）な要求（ようきゅう）を受（う）けたときは、「同和問題（どうわもんだい）や人権（じんけん）に関（かん）する研修（けんしゅう）については、県（けん）の機関（きかん）に相談（そうだん）したい。」と、伝（つた）えた上（うえ）で要求（ようきゅう）についてはきっぱり断（ことわ）ってください。

●官公署（かんこうしょう）の威力（いりょく）が利用（りよう）された場合（ばあい）

各行政機関（かくぎょうせいきかん）は、えせ同和行為（どうわこうい）の排除（はいじょ）に積極的（せっきょくてき）に取（と）り組（く）んでいますので、行為者（こういしゃ）に加担（かたん）することはあり得（え）ません。

●来訪（らいほう）の場合（ばあい）

• 対応（たいおう）は必（かなら）ず二人以上（ふたりいじょう）で行（おこな）いましょう。
• 相手（あいて）の氏名（しめい）、所属団体（しょぞくだんたい）、所在地（しょざいち）などを確認（かくにん）してください。
• 要求内容（ようきゅうないよう）を正確（せいかく）に記録（きろく）しておきましょう。

●同和問題（どうわもんだい）や人権（じんけん）について考（かんが）える機会（きかい）を

同和問題（どうわもんだい）や人権（じんけん）などというと、むずかしいこと、自分（じぶん）に関係（かんけい）のないことのように思（おも）う人（ひと）もいるようですね。でも、地域（ちいき）や家庭（かてい）、職場（しょくば）、学校（がっこう）で起（お）こるさまざまなできごとの中（なか）には、「人権（じんけん）」の視点（してん）から考（かんが）えると、課題（かだい）がはっきり見（み）えてくるものが、たくさんあります。同和問題（どうわもんだい）や人権（じんけん）について学（まな）ぶことは、自分自身（じぶんじしん）を見（み）つめ直（なお）すことでもあります。

●職場研修（しょくばけんしゅう）をしませんか

大分県（おおいたけん）では、職場研修（しょくばけんしゅう）のために、ビデオ教材（きょうざい）の貸出（かしだ）しや研修講師（けんしゅうこうし）の紹介（しょうかい）を行（おこな）っています。人権（じんけん）が尊重（そんちょう）される職場（しょくば）づくりのために、どうぞ、お気軽（きがる）にお問（と）い合（あわ）せください。

●最初（さいしょ）から毅然（きぜん）とした態度（たいど）で対応（たいおう）しましょう

「考（かんが）えてみる」「検討（けんとう）する」など、相手（あいて）に期待（きたい）を抱（いだ）かせる発言（はつげん）は控（ひか）えましょう。最初（さいしょ）から一貫（いっかん）して毅然（きぜん）とした態度（たいど）で対応（たいおう）しましょう。

●安易（あんい）な妥協（だきょう）をしないでください。

行為者（こういしゃ）は弱（よわ）い者（もの）には強（つよ）く、強（つよ）い者（もの）には弱（よわ）いものです。安易（あんい）な妥協（だきょう）をするとさらにつけ込（こ）まれることがあります。根負（こんまけ）けして、その場（ば）しのぎをしないことです。

●組織全体（そしきぜんたい）で対応（たいおう）しましょう

例（たと）えば、支店（してん）などでは、支店長（してんちょう）や担当者（たんとうしゃ）が個人的（こじんてき）に又（また）は支店限（してんかぎ）りで対応（たいおう）せず、本社（ほんしゃ）に報告（ほうこく）して指示（しじ）を求（もと）めるなど、組織全体（そしきぜんたい）で対応（たいおう）することが必要（ひつよう）です。